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防犯リフォームの基本

2016/10/17(月) 住宅情報ブログ

住宅においては、自分の家は自分で守るという意識を持つことが非常に重要です。

まずこの意識を持っているだけでも、日頃の何気ない行動が変わっていきます。
そしてそれにより防犯効果が高まったり、犯罪に巻き込まれる危険性も軽減することが期待できます。

住宅を取り巻く犯罪は増えているのが現状で、その実情は様々です。
防犯リフォームと言うと、大掛かりなリフォームを想像する人も多いかもしれません。

しかし実際には、一部の防犯性を高めるだけでも効果がある場合がほとんどなので、まずは自分が住んでいる住宅のどこが防犯上、弱点になり得るのかという点を明らかにすることが必要です。

例えば、人目に付きにくい死角になるような場所があるという場合は、そこを改善する必要があります。

庭木や塀などによって死角ができてしまっている場合は、それらの位置やレイアウトを変更するだけでも見通しを良くすることができます。

仮に、それほど大きな変化が得られなかったとしても、今まで隠れていた場所が少し見通しが良くなるだけでも、犯罪者やよからぬことを考えている人間にとっては脅威になるはずです。

そう言った意味では、住人が防犯意識を持っていることを明らかにできるようなリフォームも効果的です。

例えば、防犯カメラや防犯センサーです。
これらはそれを見るだけで、空き巣などはその家を狙うことは止めるとも言われています。
こうしたものを設定している家は防犯意識が高い、だから空き巣などは止めておこうと判断すると言う具合です。

費用上、こうした設備を導入するのが難しい場合は、人が通る場所に砂利を敷き詰めるだけでも効果は期待できます。
これはそれにより足音が大きくなるためです。

それからより高い防犯効果を期待する場合は、玄関の鍵を交換する、窓ガラスを防犯性の高いものに交換するというのも方法のひとつです。

これらを行うことで、外からの不法侵入を高い割合で防ぐことができます。
玄関の鍵は、現在では性能の高い物も数多く出ています。

住人の、登録した指紋でしか開けられない鍵、特定の数字を打ちこまないと開けることができない鍵など様々あるので、予算などの都合に合わせて選ぶのが望ましいです。

ガラスの場合、ワイヤー入りの防犯ガラスに交換することで侵入までに時間を要するので、それによって犯罪を未然に防ぐことも期待できます。

予算の都合がある場合は、まずは比較的、侵入を許してしまいやすい1階の窓ガラスだけこうしたものに交換すると言うのも良い方法です。

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