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室内ドアの種類とその特徴

2017/03/04(土) 住宅情報ブログ

注文住宅の家を建てる時、ほとんどの方が経験するのが室内のドア選びです。
室内のドアといってもその種類にはいくつかあります。
実際に生活していく上でドアの開閉で余計なストレスを抱えないためにも、それぞれのドアの種類にあった活用法を知り、そのうえで設置することが大切です。
そこで今回は、主な室内用ドアの種類と、それぞれのドアの特色をお伝えしたいと思います。

・開け戸(ドア)
一般的な洋室で最も多く用いられているスタイルです。1枚のドアを開閉する「片開き」2枚のドアを開閉する「両開き」、大小2枚のドアを持つ「親子ドア」などがあります。
引き戸よりも遮断性や気密性が高いことがメリットです

部屋に設置する際には、ドアの開閉部分のスペースが必要なので、内開き外開きどちらにするのか、左右どちらにドアノブを設置するかなどを考える必要があります。この際に家の中での動線を意識することが大切です。


例えば、ドアを取り付ける部屋が投下や階段付近に接している場合は、廊下を歩いている人にドアがぶつからないように部屋側に開くようにしたり、そもそもドアの位置を変えるといった工夫が必要です。
また、ドアを開けると照明スイッチがその陰に隠れてしまって使いずらい、家具とぶつかってしまうなどということもありますから、実際に生活するイメージを良く膨らませておく必要があります。

・引き戸
壁に沿って開閉する「片引き戸」、壁の中に扉が収納される「引き込み戸」、二枚の引き戸を左右どちらにも移動させ開閉できる「引き違い戸」、左右に引き分けて開閉する「引き分け戸」などがあります。


以前は和室や、開閉の空間がない場合に用いられるというイメージがあった引き戸ですが、最近ではいろいろなデザインのものが生まれてきています。

設置するための壁面は必要ですが、開閉スペースがないので部屋を広く使えたり、開けっ放しで邪魔にならず、通風を確保できること、急な開閉で人とぶつかることがないことなどがメリットとして挙げられます。

・折れ戸
折れ戸は蝶番などで扉を折りたたんで開閉するタイプです。開き戸よりも開閉スペースが小さくて済み、引き戸と違って壁面が必要ありません。水回りや収納扉などに使われることが多く、他の扉と干渉してしまいそうなときには折れ戸が便利です。


選ぶ際には、開閉がスムーズにできるかはもちろん、指を挟みにくい仕組みであるかどうかもしっかりと確認しておきたいポイントです。

いかがでしたでしょうか。
自宅での生活をより豊かにするために、ひとつひとつの扉にこだわって、具体的にイメ―ジしておくことが大事です。
それぞれの場所にあった扉を使い、ストレスのない家を建てたいものですね。

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