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防犯性のある家とは

2016/10/13(木) 住宅情報ブログ

防犯性のある家の特徴として、まず、周囲からの見晴らしがいいという条件があります。

見晴らしが良ければ人目につきやすいものとなりますから、不審な人物がいればすぐにわかるので人目を嫌う空き巣などはこのような場所をターゲットとして選ぶことが少なくなります。

空き巣は当然犯行現場を人に見られたいものではありませんし、犯行現場でなくても人目について顔などを覚えられてしまうとそれが将来どこで摘発の理由となるかわからないだけに、極力人目を避けたいと考えます。

そのため、余程の理由がない限りは周囲から見晴らしが良くて人目につきやすい家には侵入しようとはしないのです。


次に人目につきやすい家だけでなく、近所とのコミュニケーションが取れているのかどうかといったことも重要なポイントとなります。

普段から近所付き合いがしっかりしていれば、周辺住民との間で不審者に対する相互監視が働くことになりますから、怪しい人物がいればすぐに情報を提供してもらうことができたり、警察に通報をしてもらうことができます。

コミュニケーションが取れていないと、不審な人物がその家に関係のある人間か、あるいはそうでないかの判別ができませんから、怪しい人物を見かけたとしても積極的に動いてもらうことができません。

そのため、コミュニケーションが取れていない家よりは取れている方がずっと防犯性が高くなってくるので、日頃から近隣住民とはしっかりとコミュニケーションをとっておき不審者などがいた時には互いに助け合う関係を作っておくことが防犯には重要なポイントとなります。


接近を妨げる構造というのも防犯には効果的であり、視認性のいい柵などがあって簡単に進入することができず、簡単に逃げることができない作りだと空き巣は入りづらいものとなります。

入りづらくても視認性の悪い塀のようなものだと、中にはいってしまえば外からの目が届かなくなりますから、これは空き巣にとっても好都合なものとなってしまいます。

しかし、入りづらいことに加えて外からはっきり見えるという物件であれば犯行に及んでいる間に通報をされてしまうおそれがあるため、そのような家には空き巣は入りづらくなります。

いざというときに逃げ出しづらいのも、捕まることを恐れる空き巣にとって都合が悪いものですから、接近を妨げる構造となっていて空き巣にとって出入りをしにくい構造になっていると防犯性は高いものといえます。

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