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吹き抜けの特徴とは?

2016/08/02(火) 住宅情報ブログ

マイホームを持つからには理想を追い求めたいと考えて、吹き抜けに憧れを持つ人も少なくないでしょう。

吹き抜けの特徴として最も大きいのは部屋の印象が大きく変わることであり、部屋に開放感が生まれるのがメリットです。

天井が高くなって見上げられるようになり、天窓を付けておくと空を見渡すこともできます。

たとえ部屋の面積があまり広くなかったとしても天井が少し高いだけで広々とした印象を受けるのが一般的であり、狭くてもくつろげる部屋を作り出したいと考えたら有意義な選択になるでしょう。

また、吹き抜けを通して各部屋が一つの空間を通して接している設計をしやすいため、家族の間で生活音を共有することができます。

互いに一緒に暮らしているという、一体感を得るのにも適しているのが吹き抜けの特徴です。

吹き抜けを作ることのメリットとしてもう一つあげられるのが、採光をとりやすい点です。

天井が高くなってより高い場所から、太陽の光を部屋に入れることができます。

吹き抜けの部屋が住宅の外壁に面しているなら、その全面を採光に使用できるため、日中はとても明るい部屋にできるでしょう。

また、天井が高いことで隣接している建物からの影響を受けにくくなります。

隣の家が高くて一階では、ほとんど太陽の光が入らないという場合にも吹き抜けにすれば高い場所から採光ができるのです。

一方、吹き抜けを作ると問題になりやすいのが光熱費です。

特に空調にお金がかかるのは、吹き抜けの特徴として覚えておく必要があります。

温かい空気は上昇し、冷たい空気は下に降りる性質があるため、全体を均一に適切な温度にするのが難しいのが吹き抜けの特徴です。

夏場には冷房をすると1階だけ冷えてしまい、2階に上ると暑くて困るという状況が生まれる場合すらあります。

同様にして冬場には暖房をしても1階はなかなか温まらず、2階は熱気がこもってしまって暑い状況になってしまいやすいのです。

両方を快適にするのが難しいため、結局1階で過ごすのに適した形で空調をするようになる場合が多々あります。

すると、必然的に冬場の光熱費が高騰してしまうという結果になるのです。

また、夏場の空調にお金がかかるようにもなってしまいやすいでしょう。

採光が取りやすいのは太陽の熱が入りやすいのと同じことになるからです。
断熱性や遮熱性のある建材や塗料、窓などを用いるとこの問題は回避できます。
実際に住んでいる姿を想像して、吹き抜けのデメリットが生じにくいように家を設計しておくと良いでしょう。

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