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住宅で注意すべきエリア

2016/10/29(土) 住宅情報ブログ

防犯に気を使うのであれば、まずは玄関の安全性を気にかける必要があります。

泥棒はあえて侵入が難しいところから入ってこようとするわけではありませんから、玄関の鍵がかかっていなければそのままそこから侵入をしてきてしまうことになります。

玄関からの侵入というのは最も自然な形ですから、近所の人でもなければ今入っていった人がその家の住人かどうかなどわかりませんので、泥棒からしても最も安全に侵入できる経路となります。

窓を割ろうとしていたり、二階から侵入をしようとしていた場合には仮にその家の住人であったとしても、周りの人は怪しいという目で見ることになりますから、通報などをしてもらうことができますが、開いている玄関からの侵入であればごく自然な行為ですから、周囲の疑いの目も弱くなってしまい、泥棒に容易に家の中に侵入をされてしまうので、玄関の防犯には注意が必要です。

施錠をしていれば良いというだけでなく、防犯性の低い鍵であれば熟練の泥棒だと五分もかからずに解錠して侵入されてしまうこともあるので、防犯性の高い鍵に交換をするということも大切です。


泥棒の侵入経路として多いのは玄関だけでなく、窓からの侵入も多いので窓からの侵入を防ぐことも大切です。

しかし、窓からの侵入を完全に防ぐということは簡単なものではありませんから、施錠をしっかりするのはもちろんのこと簡単に破ることができない窓に変えたり、防犯フィルムを貼るというのが基本的な対策になります。

窓ガラスを破られることを防ぐことはできなくても、侵入に時間がかかるようであれば、泥棒は諦めてその場を立ち去るので、時間を稼ぐことができるようにしておくだけでも効果的です。


バルコニーにも注意することが大切で、まさかこのようなところから侵入してくるわけがないという気持ちは泥棒にとって非常に好都合なものであり、泥棒は入れそうな所があればどこからでも入ってきます。

そのため、屋根づたいに簡単に侵入できそうなバルコニーがあるのであれば、そこから侵入されないように注意を払っておきましょう。


対策を立てたところで、泥棒が何としてでも家の中に入ってやろうと行動をしてくれば、それを完全に防ぐことは容易なことではありません。

しかし、泥棒というのは基本的に侵入しやすい家からターゲットにしていきますから、注意すべきエリアを十分に気をつけて対策を施しておくことによって泥棒に入られる可能性を減らすことができます。

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